こんにちは鉄瓶の買取査定情報館です。本日は光玉堂の鉄瓶の価値や買取価格について見て行きたいと思います。
光玉堂とは
光玉堂は金龍堂などと共に都で鉄瓶を作っていた業者の一つです。非常に丁寧な作りから亀文堂や龍文堂の鉄瓶同様、高価格で取引されております。それでは一つ一つ見て行きたいと思います。
光玉堂造 銀摘唐銅蓋金銀風景象嵌尽金銀象嵌捉手鉄瓶
光玉堂造 銀摘唐銅蓋金銀風景象嵌尽金銀象嵌捉手鉄瓶です。
銀摘唐銅蓋の重量が291gある重厚蓋「光玉堂造」 提手には松竹梅金銀象嵌提手、本体には沙綾形地紋銀象嵌、窓技には金銀象嵌で彩られた風景が素晴らしい技巧の鉄瓶です。
こちらも蓋の裏に銘(文字)が掘られており光玉堂造と書かれています!
サイズは口含む幅 約21.5cm 持ち手含む高さ 約27.7cm 蓋直径 約9.9cm 深さ 約10.7cmとなっており、共箱付きで85万円程で取引されました!
こちらの鉄瓶の形としては龍文堂の作品に近い物が多いように感じます!色彩も非常に美しく良い鉄瓶だと思います。
つづいて一風変わった鉄瓶の紹介となります。
光玉堂造 銀環摘手獣口蔵六手鉄瓶
光玉堂造 銀環摘手獣口蔵六手鉄瓶です。
サイズは縦約14cm(持手含む)、横約12cmとなっており約40万円で取引されたものになります。
注ぎ口の形状が非常にかわいらしくパンダのような羊のような、なんとも言えない趣を醸し出しています。
こちらにも蓋の裏には銘が掘ってあり、真贋(偽物か本物)を判断する代表的な材料の一つになってます。
亀文堂や龍文堂、金寿堂、金龍堂なども同様ですが、この銘の識別が瞬時に出来るようにするのが偽物に引っかからないようにするための第一歩でしょう(^^)
続いて最後になります。
明治初期 光玉堂造 魑龍饕餮白肌地紋砲口銀巻提手土瓶形鉄瓶
明治初期 光玉堂造 魑龍饕餮白肌地紋砲口銀巻提手土瓶形鉄瓶です。
鉄地肌の味わいが良く、白肌で肌触りが良く色合いも良い逸品で、 魑龍饕餮を丁寧にしっかりと彫られている名人力作と伺える逸品です。 蓋は銅重蓋で335gあり、摘みもしっかりとしています。
どことなく中国大陸の雰囲気を感じるのは私だけでしょうか!?形の良い鉄瓶だと思います。
サイズは高さ: 21cm 横: 17.2cm 奥行: 15.2cm φ: 7.9cmとなっており30万円ほどで取引された物になります。
こちらも蓋の裏に銘が掘ってあります。
注ぎ口が直線的で何ともかわいらしいです。このような注ぎ口の鉄瓶は比較的数が少なく、明治初期の光玉堂の特徴の一つかもしれませんね!?
骨董品業者による買取価格
光玉堂の鉄瓶は業者による買取の場合、市場価格(実勢価格)の7割~9割程度での買取となることが一般的です。今回の記事が鉄瓶の買取査定や鉄瓶コレクションの参考になりましたら幸いです。
鉄瓶の買取業者一覧
骨董品買取のバイセルは坂上忍さんをイメージキャラクターとして採用し、様々な骨董品の買取をしている業者です。月間20,000件以上の買取を行なっている大手買取業者なので安心して依頼できます。
骨董買取 日晃堂は鉄瓶や掛け軸などの骨董品を専門としている買取業者です。鉄瓶や銀瓶などを専門とした経験豊富な査定士が多く在籍しているので安心して依頼できます。