こんにちは鉄瓶の買取査定情報館です。鉄瓶情報館では日本の希少な鉄瓶、銀瓶、金瓶について日々記事を更新させていただいております。本日は亀文堂の作品について書いて行きたいと思います。
亀文堂は名人の作品と呼ばれる物が数多くあり、高額で取引されています。なお、亀文堂については過去の記事でも書いておりますのでそちらをご覧ください。それでは鉄瓶について見て行きたいと思います。
亀文堂 正平作 浪紋提手稲穂紋飾天猫式鉄瓶
亀文堂 正平作 浪紋提手稲穂紋飾天猫式鉄瓶です。
私個人としては非常に亀文堂らしい作品な気がします。何となく日本梅泉の作品に近い感じがしますね!
ただ、こちらの鉄瓶は亀文堂の作品には珍しく蓋の裏に色々と書かれています。
私の乏しい経験上このように蓋の裏に書かれている作品はあまり見た事がありません、なかなか面白いですね!!
瓶の背面を見ると日本亀文の角印が刻印されております。亀文堂の作品ではこの位置に銘(印)があるのが共通の特徴となっていますね!
また、瓶の底には銘が刻印されており、こちらも亀文堂で良く見られる特徴の一つとなっております。こちらの作品は(1908年)に滋賀県農工銀行10周年記念として贈呈された物らしく「日本鉄瓶全集(弐)」の40ページにもほぼ同じといえる鉄瓶がのっています。
鉄瓶は日本ではカタログの様なものが発行されておらず情報収集が困難ですが、海外では台湾等を中心に発行されておりアジアを中心に人気の高まりを感じます!!
なお、こちらの作品は180万円程で取引された物で鉄瓶の人気の高さが伺える取引値となっております。
骨董品業者による買取価格
亀文堂の鉄瓶は価値が高く人気があるため業者による買取価格は高額です。一般的に市場価格の6割~9割程度で買い取ってもらうことができます。今回の記事が鉄瓶の買取査定や鉄瓶コレクションの参考になりましたら幸いです。
鉄瓶の買取業者一覧
骨董品買取のバイセルは坂上忍さんをイメージキャラクターとして採用し、様々な骨董品の買取をしている業者です。月間20,000件以上の買取を行なっている大手買取業者なので安心して依頼できます。
骨董買取 日晃堂は鉄瓶や掛け軸などの骨董品を専門としている買取業者です。鉄瓶や銀瓶などを専門とした経験豊富な査定士が多く在籍しているので安心して依頼できます。