こんにちは鉄瓶の買取査定情報館です。鉄瓶情報館では日本の希少な鉄瓶、銀瓶、金瓶について日々記事を更新させていただいております。本日は亀文堂の正平造鉄瓶の価値や買取価格について考察して行きたいと思います。
亀文堂の蓋裏銘の特徴
亀文堂の鉄瓶では他の多くの作品と異なり蓋の裏に銘が入っていない事が殆どな気がします。まだまだ、見て来た鉄瓶の数が少ないので定かではありませんが、亀文堂の特徴が徐々に判って来た気がします。それでは鉄瓶について見て行きたいと思います。
亀文堂 正平造竹節笹松銀象嵌提手銀摘蓋 鉄瓶
亀文堂 正平造竹節笹松銀象嵌提手銀摘蓋 鉄瓶です。
金龍堂、光玉堂など他の作品の多くと異なり蓋の裏に銘が入っておりません。
しかし、鉄瓶の底や背面に銘のような物が入っています。ただ、亀文堂と書いてあるわけではありませんが、日本亀文の角銘印が押されています。
提手は竹節に笹と松子の貼付銀象嵌、銀摘に梅形の摘座が意匠された重厚な銅蓋で「松竹梅」 三友居があらわせられています。
きめ細やかな美しい肌味の素肌に鳥、月、 人物、花の貼付の銀象嵌の意匠が施された抜けの素晴らしい切り立った 盛上図も全体に大きく描かれています。
トカゲの耳の形、作風も普通見られる物とは違う 切り立った作行です。非常に状態の良い物で240万円程で過去に取引された、希少な品です。
骨董品業者による買取
亀文堂の鉄瓶は業者による買取の場合、市場価格(実勢価格)の7割~9割程度での買取となることが一般的です。
亀文堂の真贋(本物か偽物)の区別には共箱の銘や胴銘が大きな手がかりとなります!!今回の記事が鉄瓶の買取査定や鉄瓶コレクションの参考になりましたら幸いです。
鉄瓶の買取業者一覧
骨董品買取のバイセルは坂上忍さんをイメージキャラクターとして採用し、様々な骨董品の買取をしている業者です。月間20,000件以上の買取を行なっている大手買取業者なので安心して依頼できます。
骨董買取 日晃堂は鉄瓶や掛け軸などの骨董品を専門としている買取業者です。鉄瓶や銀瓶などを専門とした経験豊富な査定士が多く在籍しているので安心して依頼できます。