雲色堂の鉄瓶の価値

こんにちは鉄瓶の買取査定情報館です。鉄瓶情報館では日本の希少な鉄瓶、銀瓶、金瓶について日々記事を更新させていただいております。本日は雲色堂の鉄瓶の価値や買取価格について見て行きたいと思います。

雲色堂 名人美之助造貼付三鶴銀象嵌松地紋鉄瓶

 

雲色堂 名人美之助造貼付三鶴銀象嵌松地紋鉄瓶です。

松原の上空に飛ぶ三羽の鶴を細密な彫刻の銀象嵌貼付技法で描いた秀作鉄瓶です。非常に趣のある質感の表面に鶴が描かれており、何とも風情があります。

雲色堂の鉄瓶にも蓋の裏に”雲色堂造”の文字(銘)が刻まれており、雲色堂の作品か否か、真贋についてはこの文字をまずはたよりにします。

サイズは約17.2×15.2×21.2cmで50万円ほどで取引された物になります。形は金龍堂の金銀蘭花象嵌芋頭地紋宝提手宝珠形鉄瓶等に似ており私自身としては非常に好きな形の鉄瓶です！

 雲色堂 名人美之助造岩肌地紋平圓形鉄瓶

 

雲色堂 名人美之助造岩肌地紋平圓形鉄瓶です。

雲色堂名人美之助造、身の在角印ある真物保証の貴重な名品鉄瓶となっています。

先に上げた三鶴銀象嵌松地紋鉄瓶に比べますと華やかさに掛けますが形がこちらも良いと思います！

また、蓋のつまみにこだわりを感じます！梅の花でしょうか!?非常にかわいらしいつまみをしています。

こちらも蓋の裏に雲色堂造の文字が刻まれており一級品の風格を漂わせています。

サイズは約16.8×15.2×18.8cmで35万円程で取引された作品です。

金寿堂、金龍堂、龍文堂、亀文堂、雲色堂と取り上げてきましたが何となく違いがわかってきた気がします(^^)

骨董品業者による買取価格

雲色堂の鉄瓶は業者による買取の場合、市場価格(実勢価格)の6割~9割程度での買取となることが一般的です。今回の記事が鉄瓶の買取査定や鉄瓶コレクションの参考になりましたら幸いです。