金寿堂の鉄瓶

こんにちは鉄瓶売却買取情報館です。鉄瓶情報館では日本の希少な鉄瓶、銀瓶、金瓶について日々記事を更新させていただいております。さて、今回は金寿堂の鉄瓶について書いて行きたいと思います。

金寿堂の蓋裏の銘

金寿堂の鉄瓶か否かを見定めるには本体の内側にある金寿堂とういう文字(銘)を確かめる事で判別がつきます。

雨宮金寿堂は中国、台湾を中心とするアジアでは特に知られていて非常に人気のあるブランドになっています！

金寿堂の鉄瓶は大正時代の物等も数多くありますが、購入する際は水漏れなどのチェックをし、状態を十分確認した方がいいです。また、金寿堂の作品は宮内庁に納入した程のものもあり極たまにですがヤフオクなどでも超一級品と呼べる物が出回ります。

それでは一品一品見て行きたいと思います。

金寿堂造 銀摘金銀象嵌花鳥図嵌金銀提手白肌鉄瓶

金寿堂造 銀摘金銀象嵌花鳥図嵌金銀提手白肌鉄瓶です。

金寿堂造のほとんど金象嵌で描かれた名品鉄瓶、白肌の美しい美品ですね！色彩が非常に鮮やかで亀文堂の作品とまた違った印象を受けます。サイズは約16×14.2×21cmで約200万円ほどで取引された物になります。

金寿堂 雨宮宗銀摘花鳥金銀象嵌嵌金銀提手鉄瓶

　

　

金寿堂 雨宮宗銀摘花鳥金銀象嵌嵌金銀提手鉄瓶です。

金寿堂名人雨宮宗作共箱、胴に金銀象嵌の花鳥図が両面に大きく描かれた見事な名品鉄瓶となっております。提手にも花蔦の金銀象嵌が描かれており非常に美しいです。

サイズは約17.5×15.5×21.5cmとなっており、150万円程で取引された物になります。金寿堂の作品は非常に細部の色彩にこだわっており個人的に好きな作品です。

金寿堂名人雨宮宗作金銀象嵌湖畔帆舟月下鹿地紋銀摘蓋鉄瓶

金寿堂名人雨宮宗作金銀象嵌湖畔帆舟月下鹿地紋銀摘蓋鉄瓶です。

アジアで大変人気の雨宮金寿堂の作品ですね！

鉄地肌の味わいが良く、地紋も金銀象嵌にて緻密に丁寧な作風が良い名人力作の逸品です。金銀象嵌細工が抜けがほとんど無い雨宮宗作の名作となっております。また、 蓋は斑紫銅重蓋で174gあり、銀摘みもしっかりとしています。

サイズは高さ: 20cm 横: 17cm 奥行: 15cmとなっており約80万円ほどで取引された鉄瓶です。

全体的に金寿堂の作品は色彩が鮮やかで観賞用としても非常にすぐれた作品が多いように感じました！私の非常に個人的な見解としては亀文堂の作品よりも金寿堂の作品の方が華やかで好きですねw

今後ともいろいろな鉄瓶、銀瓶、金瓶などを見て行きたいと思います。今回の記事が鉄瓶の買取・売却・査定や鉄瓶コレクションの参考になりましたら幸いです。