こんにちは鉄瓶の買取査定情報館です。本日は一鶴斎の銀瓶の価値や市場価格について見て行きたいと思います。一鶴斎の茶道具は大変人気があり市場では高価格で取引されております。
一鶴斎造 純銀望月形鎚目打湯沸 銀瓶
一鶴斎造の純銀望月形鎚目打湯沸です。鹿革巻きの弦、彫金も見事な摘みと座金、細やかな鎚目文も見所の優品となっております。
底部に「一鶴斎」の刻銘がありますが、古作故、「純銀」、「銀製」の刻印
はありません。桐製の時代共箱、栞が付属しており、サイズは高さ約20cm、全幅約 17cm、総重量約 590gです。
こちらの大変見事な銀瓶は2017年に大阪の業者によって販売された逸品で85万円にて市場にて取引されました!
一鶴斎造 純銀製艶消鎚目文湯沸
名工一鶴斎造の純銀製艶消鎚目文湯沸です。底部に「一鶴斎」の銘印があり、サイズは高さ約25cm、全幅約19cm、総重量約 925gとなっております。
こちらの銀瓶も大変高価な品で2017年に市場にて約75万円の金額で取引されました。
一鶴斎造 純銀製 望月形檀紙鎚目湯沸銀瓶
檀紙鎚目仕上げの望月形湯沸です。見事な波彫の細工摘みとなっており、内側は金鳴が付きます。
底面には「一鶴斎」刻印、共箱にも銘があります。こちらの銀瓶は2017年に東京の業者によって約72万円販売され取引された品です。
一鶴斎造純銀桐唐草模様湯沸式水注
名古屋の金工師、名工永田富次郎(一鶴斎)の作品です。明治43年(1910年)大変古い品ですが画像のように状態が良く、美しい逸品です。サイズは約22.5×18.6×21.5㎝、京都の業者によって市場にて約78万円で販売されました。
一鶴斎の銀瓶の底銘
銀瓶の底にある一鶴斎の銘は左側4つの銘のパターンが殆どですが例外的に一番右の銘のパターンも存在します(一番右の銘の瓶は一鶴斎として売られていた品ですが、もしかしたら別の作家の瓶の可能が高い気がします)。
銘の位置としては上記のように銀瓶の底、中央にあることが殆どで刻銘は真贋(本物か偽物)を見極める際の手がかりとなります。
まとめ
一鶴斎の銀瓶は人気がる希少な品の場合、市場にて80万円前後の値段で取引されております。安い品でも市場にて10万円弱の価値があります。
なお、業者による買取の場合、市場価値の5割〜9割程度での買取となることが多いです。今回の記事が銀瓶コレクションや銀瓶の買取査定の参考になりましたら幸いです。
鉄瓶の買取業者一覧
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