こんにちは切手の買取売却査定ナビです。今回は日本国憲法施行記念切手の価値と買取相場について記載して行きたいと思います。
日本国憲法は戦後の1947年(昭和22年)5月3日に施行されました。切手の額面は50銭(五拾銭)と1円(壹圓)があり、小型シートも存在します。
日本国憲法施行記念切手の価値
昭和二十二年五月三日に発行された日本郵便 日本国憲法施行記念切手です。額面は50銭(発行杯数1080万枚)と1円(発行枚数1040万枚)で図案は「50銭が母子と議事堂」「1円が5月の花束」、印刷色は赤色と紺色です。
終戦後に発行された郵便創始75年切手同様に小型シートも存在しますが、こちらの日本国憲法施行切手の小型シートは発行枚数60.3万枚となっており価値はそこまで高くありません。
カタログ価格
種類 | 未使用 | 使用済み | 80枚シート |
---|---|---|---|
50銭(五拾銭) | 90円 | 90円 | 0.75万円 |
1円(壹圓) | 150円 | 150円 | 1.5万円 |
小型シート(50銭+1円) | 1800円 | 1800円 | — |
日本国憲法施行記念切手の買取価格
バラ切手の価値は低く、買取価格は数円〜数十円となっています。80面(枚)シートについても実勢価格(実際に市場で取引される値段)はカタログ価格よりも安いため買取価格は千円〜数千円が相場です。
価値が高いのは画像のような小型シートのエラーで印刷ズレのエラーは2万円前後の価値があります。また、みほん切手(見本切手)が貼られた小型シートが存在し、2016年に8.3万円で取引されました。
日本国憲法施行記念切手まとめ
一見価値が低そうに見えても「エラー」「見本切手」「珍しい消印」などが含まれている可能性がありますので、価値が気になる場合、専門家に鑑定(査定)してもらうことをお勧めします。今回の記事が古切手の売却や換金の参考になりましたら幸いです。