マイセン シノワズリ(東洋趣味)とは
マイセンのシノワズリ(東洋趣味)はインドの華・ドラゴン・インドの鳥・中国の蝶などの種類があり、代表的な食器としては柿右衛門様式が挙げられます。
年代もバラバラで非常にたくさんの種類があるため、カップ&ソーサーなら〇〇万円の価値、プレートなら〇〇万円の価値と一律に示すことは難しく、買取業者や食器の保管状態によって査定額は大きく異なるので、大量のシノワズリシリーズ売却する時は複数業者に査定してもらうことをお勧めします。
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マイセン インドの華の価値と買取相場
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マイセン ドラゴンの価値と買取相場
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マイセン シノワズリの価値と買取相場
下記はコレクターである土田が調べた「マイセン シノワズリ」の実勢価格(業者が販売し実際に市場で取引された値段)と買取相場です。
実勢価格や買取相場は下記の売買価格を調べる事ができるオークファンというサービスやマイセンを販売している友人、コレクター仲間に聞いて調査しました。
オークファンではヤフオクなどの過去の落札価格を調べる事ができます!
シノワズリ インドの鳥21点セットの買取相場
画像はマイセン シノワズリ インディアンフラワーバード(インドの鳥)20点セットです。
19世紀に生まれたインド文様を使ったシリーズとなっており、インドの華の上に極楽鳥が留まるとても美しいデザインです。
実勢価格は15万円〜25万円程度となっており、業者による買取価格は9万円〜15万円程度が相場です。
シノワズリ中国の蝶トリオの買取相場
画像はシノワズリ中国の蝶トリオ(カップ&ソーサーとプレート)です。古い(アンティーク)マイセン食器で中国の蝶文を色鮮やかに描いたシノワズリ様式の見事な逸品です。
中古品市場での実勢価格は2万円〜3万円程度、業者による買取価格は1万円〜2万円程度が相場です。
柿右衛門 松竹梅に鳥21点セットの買取相場
マイセンが柿右衛門写しのデザインを取り入れたのは18世紀のヘロルトの時代でした。1720年アウグスト一世が迎え入れた天才絵付師ヘロルトは柿右衛門様式や古伊万里文様を模倣し「竹に黄金の虎の絵(黄獅子竹虎)」「粟にうずらの絵」「司馬温公の図」などの数々の絵柄を考案しました。
画像のティーセットは18世紀からある絵柄で柿右衛門写しの代表作です。実勢価格は20万円〜40万円程度、業者による買取価格は10万円〜25万円程度が相場です。
柿右衛門 黄獅子竹虎9点セットの買取相場
画像は柿右衛門様式の古典希少作品「黄獅子竹虎(シノワズリの一つ)」ティーセットです。黄獅子竹虎はトリオ(カップ&ソーサーとプレート)だとしても業者による買取価格は1.7〜3万円程度となっています。
そのため、画像のようなペア9点セット(カップ×2、ソーサ×2、プレート×2、ポット×1、シュガーポット×1、クリーマー×1)の価値は高く、買取価格は8万円〜15万円程度が期待できます。
マイセン シノワズリの買取価格まとめ
いかがだったでしょうか?絵付けの美しさで有名なマイセンですが、その技法を学んだのは東洋の食器からです。中でも日本の柿右衛門は大きな影響を与え、柿右衛門写しはマイセンの高い絵付け技法のひとつとなっています。
シノワズリシリーズは東洋的でエキゾチックな雰囲気と、優雅なマイセンのシェイプが融合した作品となっており、業者による買取価格も高額が期待できます。今回の記事がマイセン食器の売却や換金の参考になりましたら幸いです。
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