ドンキーコング

今回は「ファミコン版のドンキーコングを売りたいんだけど、いくらで売れるだろう?」「昔買ったドンキーコングjrのソフトが実家にあるんだけど高く買い取ってもらえるかな?」と言った疑問にお答えするためファミコン版ドンキーコングの価値と買取相場についてまとめさせていただきました。

ファミコン(FC)版のドンキーコングは「ドンキーコング」「ドンキーコングJR.」「ドンキーコングJR 算数遊び」「ドンキーコング3」が発売されおり、箱や説明書などの状態が良ければ5万円を超える高価買取も期待できます。

この記事で使われている言葉の定義

状態の説明
  • 「未開封」とはパッケージ自体を開けていない状態のことです。
  • 「未使用」とはソフトを一度も使用していない状態のことです。
  • 「箱・説明書付」とは使用済みで箱と説明書が付属している状態のことです。
  • 「ソフトのみ」とは使用済みで箱や説明書が付属していない状態のことです。

基本的に「未開封>未使用>箱・説明書付き>ソフトのみ」の順で価値が高くなっています。注意点として、同じ「未使用」だとしても保存状態によって価値(買取価格)が異なります。

実勢価格と買取相場の説明
  • 実勢価格とは業者が販売し実際に市場で取引された値段のことです。実勢価格は「私が実際に購入した値段」「友人のレトロゲームショップの販売データ」「ネット取引の売買データ(オークファンというサービスを利用)」から抽出しています。
  • 買取相場は「私が実際に買い取ってもらった値段」「友人のレトロゲームショップの買取データ」を参考に実勢価格の50%程度と仮定して掲載しています。価値が高いソフトでは実勢価格の8割など、掲載している相場よりも高い買取価格になる事があります。

ドンキーコングの価値と買取相場

ドンキーコング

ドンキーコングは元々アーケードゲームだったものを1983年にファミコンへ移植したものです。記念すべきドンキーコングシリーズの初代作品、かつ、任天堂を代表するヒーロー、マリオのデビュー作でもあります。

対象機器 ファミリーコンピューター(FC)
発売元 任天堂
発売日 1983年7月15日
販売価格 3800円
ゲームの内容

マリオを操作し、ドンキーコングに捕らわれたレディを助けるのが目的です。シンプルなステージの繰り返しが多かった当時、キャラによるストーリー性を持たせたのは斬新で、日米ともに大ヒットとなりました。このファミコン版ドンキーコングは宮本茂氏が初めて手がけたゲームとしても有名です。

商品詳細 実勢価格 買取相場
2014年取引 銀箱 未使用 3万円 〜1.5万円
2015年取引 銀箱 未開封 2万円 〜1万円
2015年取引 銀箱 未開封 2万円 〜1万円
2016年取引 銀箱 未開封 2.5万円 〜1.25万円
2018年取引 銀箱 未開封 2万円 〜1万円
2018年取引 赤箱 未使用 0.8万円 〜0.4万円
2018年取引 銀箱 未開封 2万円 〜1万円
2018年取引 銀箱・説明書付 3500円 〜1700円
2018年取引 赤箱・説明書付 3000円 〜1300円

実勢価格や買取相場は上記のようになっており、未使用や未開封だと1万円を超える買取が期待できます。

ソフトのみの場合、銀箱に入っていた絵柄があるソフトの方が価値が高く、絵柄がある場合、500円を超える買取になることもあります。

赤箱

赤箱ドンキーコング

ファミコン版ドンキーコングのソフトは前期(初期)の赤箱(絵柄なしソフト)と後期(再販)の銀箱(絵柄ありソフト)が存在し、銀箱の方が価値や買取価格が高くなっています。

銀箱では少し大きめのパッケージとなり、価格も4500円にアップしました。3800円の前期タイプと併売されたため、銀箱はあまり売れず、現存数が少ないためプレミアムの価値が付きます。

レトロゲームのお勧め買取業者

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ドンキーコングJR.の価値と買取相場

ドンキーコングJR.

1983年7月15日に発売されたドンキコング.JRです。ドンキーコングJR.も先ほどのドンキーコング同様に1983年の同時期にファミコンへ移植されました。

マリオによって檻に幽閉されたドンキーコングを、息子のドンキーコングジュニア(JR)が助けに向かう、といった内容となっており、この時のマリオはヒーローではなく悪役でした(笑)

対象機器 ファミリーコンピューター(FC)
発売元 任天堂
発売日 1983年7月15日
販売価格 3800円
商品詳細 実勢価格 買取相場
2016年取引 銀箱 未開封 3万円 〜1.5万円
2016年取引 白箱 未開封 4万円 〜2万円
2016年取引 白箱・説明書付 0.5万円 〜0.25万円
2017年取引 白箱・説明書付 0.7万円 〜0.35万円
2017年取引 銀箱・説明書付 0.5万円 〜0.35万円
2018年取引 ソフトのみ 500円 〜100円

実勢価格や買取相場は上記のようになっており、未使用や未開封だと1万円を超える買取が期待できます。こちらもソフトのみの場合、絵柄があるソフトの方が買取価格が高い傾向があります。

ドンキーコングJR.の算数遊びの価値と買取相場

ドンキーコング

「ドンキーコングJR.の算数遊び」は1983年12月12日に任天堂から発売されたファミリーコンピュータ用ゲームソフトです。他のドンキーコングシリーズと同様に複数の箱バージョンがあり、銀箱と青箱のものが存在します。

対象機器 ファミリーコンピューター(FC)
発売元 任天堂
発売日 1983年12月12日
販売価格 3800円
ゲームの内容

ポパイの英語遊びに続く学習ソフト第2弾として発売されました。数字と記号を集めながら計算を繰り返して答えを完成させるゲームと穴あきの計算式に数字を入れて数式を完成させる2つのゲームから構成されています。

商品詳細 実勢価格 買取相場
2016年取引 銀箱 未開封 5万円 〜2.5万円
2017年取引 銀箱 未開封 4.5万円 〜2.25万円
2018年取引 銀箱 未開封 3.8万円 〜1.9万円
2018年取引 青箱 未開封 1.4万円 〜0.7万円
2018年取引 ソフトのみ 500円 〜100円

実勢価格や買取相場は上記のようになっており、未開封で保存状態が良い場合、2万円を超える買取になることもあります。

お客様1

非売品ソフトの価値

「ドンキーコングJR.」「ドンキーコングJR.の算数遊び」では画像のような非売品のソフトが存在します。シャープのファミコンテレビC1という、ファミコンとテレビが一体化した物のおまけとして付いてきました。ソフトのみの場合、実勢価格1000円程度で取引されており、買取価格は残念ながら高くありません。

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ドンキーコング3の価値と買取相場

ドンキーコング3

ドンキーコング3の赤箱

ドンキーコング3は1984年7月4日に発売されたファミコン用ゲームソフトです。詳細は下記の通りでファミコン版ドンキーコングの中で最も価値が高いです。この作品ではドンキーコング1ドンキーコングJR.で登場したマリオは一切登場しなくなりました。

対象機器 ファミリーコンピューター(FC)
発売元 任天堂
発売日 1984年7月4日
販売価格 3800円
ゲームの内容

主人公のスタンリーを操作し、植物園で花を奪おうとするドンキーコングや虫を殺虫剤で退治するゲームです。

商品詳細 実勢価格 買取相場
2016年取引 銀箱 未開封 15万円 〜8万円
2016年取引 銀箱・説明書付 4.3万円 〜2.2万円
2018年取引 銀箱・説明書付 2.7万円 〜1.35万円
2018年取引 赤箱 未使用 0.7万円 0.3万円
2018年取引 赤箱・説明書付 0.3万円 0.1万円

実勢価格や買取相場は上記のようになっており、銀箱の未開封や未使用は価値が非常に高く、保存状態が良ければ5万円を超える買取になることもあります。

ファミコン版ドンキーコングまとめ

いかがだったでしょうか?ファミコン版ドンキーコングでは上記4つのタイトルが発売されました。ソフトのみの場合や箱や説明書の状態が悪い場合、高価買取は期待できませんが。未使用や未開封だと数万円からの買取が期待できます。今回の記事がレトロゲーム売却の参考になりましたら幸いです。