ロードランナー

今回は「ファミコン版のロードランナーを売りたいんだけど、いくらで売れるだろう?」「ロードランナーは初期版(小箱・中箱版)と再販版(大箱)があるようだけど、どちらの方が価値が高いんだろう?」と言った疑問にお答えするためロードランナーの価値と買取相場についてまとめさせて頂きました。

「ロードランナー」では1984年の初期版と1991年の再販版があり、初期版は状態が良ければ2万円を超える買取になることもあります。なお、この記事で使われている状態の説明や実勢価格・買取相場の言葉の定義については「このサイトで使われている言葉の定義」をご覧ください。

ロードランナーの価値と買取相場

ロードランナーは、ハドソンより1984年7月31日に発売されたファミリーコンピュータ用ソフトです。ブローダーバンド社の人気パズルアクションゲームをファミコンへ移植したもので詳細は下記のようになっています。

対象機器 ファミリーコンピューター(FC)
発売元 ハドソン
発売日 1984年7月31日
売上本数 110万本
販売価格 4500円
ゲームの内容

穴を掘って敵を埋めながら、すべての金塊を集めて脱出するといった内容のゲームです。敵のロボットをかわしながら進むアクション性と穴の掘り方、タミングを考えながら金塊を回収するパズル性が見事にマッチしサードパーティ製初のミリオンセラーとなりました。

主人公「ランナーくん」は地下で爆弾を作るために働かされていたロボットという独自の設定となっており、そのスピンオフ作品がハドソンを代表する作品となったボンバーマンです。

商品詳細 実勢価格 買取相場
初期(中箱) 未開封 3.5万円 〜2.3万円
初期(中箱) 箱・説明書付 1.4万円 〜0.8万円
初期(小箱) 未開封 1万円 〜0.6万円
初期(小箱) 箱・説明書付 0.3万円 〜0.15万円
再販(大箱) 未開封 0.5万円 〜0.25万円
再販(大箱) 箱・説明書付 0.3万円 〜0.15万円

実勢価格や買取相場は上記のようになっており、未開封の初期版(中箱)では保存状態が良い場合、2万円を超える買取も期待できます。

ロードランナー

初期版と再販版

ファミコン版ロードランナーの初期版(上)と再販版(下)は画像の通りです。初期版ではROMカセットのタイトルシールには絵柄がありませんでしたが、再販版ではパッケージと同様のイラストが印刷されています。なお、再販版は1991年10月4日のハドソンの創立20周年を記念して販売されました。

 

お客様1

初期版のさらに細かな分類

ロードランナーの初期版はさらに「小箱」と「中箱」に分類することができます。外箱以外にROMカセットの裏のシールなども若干デザインが異なることが知られています。価値は中箱が最も高くなっており、高額査定が期待できます。

ファミコン版ロードランナーまとめ

いかがだったでしょうか?当時、ミリオンセラーとなったことから現存数はそれなりにありますが、状態が良い中箱は珍しく2万円を超える買取になることもあります。今回の記事がレトロゲーム売却の参考になりましたら幸いです。