こんにちは着物の買取売却査定ナビです。今回は清染居 上野街子の訪問着の価値と相場について記載して行きたいと思います。

友禅染工房 清染居 上野街子大塚生地使用高級訪問着の価値

訪問着
友禅染工房「清染居」「上野街子」による、大塚生地を使用した高級訪問着です。創業享保二年の伝統を誇る、かの有名な「大塚」の生地を用いており、「波間に松」と題された風絵紗のしっとりとした生地は、やさしい薄いベージュ色です。

文様は薄いグレーや灰青紫色系のお色目でたたき染めが施された波文が表現されており、青色や青緑色、濃い青色、浅い黒色などで重なるように松文が丁寧に染められております。

なお、『清染居』の「上野街子」は、人間国宝である「故上野為二」氏の次男である「上野清二」氏の妻です。コチラの作品は東京都の業者によって販売され市場にて約26万円で取引されました。

京加賀友禅 上野街子 清染居 訪問着の価値と相場

訪問着  
美しい流線美が描かれた上野街子の訪問着です。寸法は身丈 「167+6センチ 裄竹 67+2センチ 袖丈 48.5センチ+3センチ 前幅 25センチ 後幅 29.5センチ」 素材は「浜ちりめん 100%」となっており、中古品です。大阪の業者によって販売され市場にて9.5万円で取引されました。

清染居 上野街子 訪問着 紬地の価値と相場

清染居上野街子の紬地松竹梅文訪問着です。寸法は「身丈154cm(背の衿下から裾まで)裄丈64cm袖丈44cm前幅26cm後幅30,5cm袖幅33cm」で素材は「正絹」神奈川県の業者によって販売され市場にて約3万円で取引されました。

上野街子の訪問着の価値と相場まとめ

上野街子の訪問着は取引点数が少ないですが、未使用でシミなどがない状態の良いものは市場にて20万円前後で取引されております。

使用済みの中古品でも状態が良い場合は10万円前後の値になるケースが多く、状態が悪かったとしても1万円前後の価値はあります。今回の記事が着物の査定価格の参考になりましたら幸いです。