こんにちは着物の買取売却査定ナビです。今回は小宮康助の小紋・訪問着の価値と相場について記載して行きたいと思います。

小宮康助(明治15年9月9日生)は明治から昭和時代の染色家です。浅野茂十郎に小紋の型染を学び、後に、化学染料を使い伝統的な小紋染におとらない型染を開発しました。また、昭和30年には江戸小紋で人間国宝に認定されました。

小宮康助 万筋 百入茶 江戸小紋の価値

江戸小紋

小宮康助作万筋江戸小紋です。大変加工が良く上質の逸品で寸法は身丈153cm(背の衿下から裾まで)裄丈63cm袖丈49cm前幅23,5cm後幅30cm袖幅32cmで素材は正絹の中古品、神奈川県の業者によって販売され市場にて約7万円で取引されました。

人間国宝 小宮康助 駒絽 夏物 伊勢型 両面染の価値

より良い型の研究や染めの技術の向上などに取り組まれ、江戸小紋の人間国宝に認定された小宮康助氏の作品です。老竹色の落ち着いた色合いに、上前に直線的な芝草をすっと染めた気品溢れる仕上がりです。

寸法は身丈: 157cm 身幅: 61cm 裄: 62.5cm 袖丈: 42cm 前幅: 24cm 後幅: 30.5cmとなっており、素材は正絹の中古品、東京都の業者によって販売され市場にて約5万円で取引されました。

人間国宝 小宮康助 鮫小紋柄 訪問着の価値

人間国宝・小宮康助・両面染め・鮫小紋柄・こぼれ松葉に楓・絽・夏物の 江戸小紋 訪問着(正絹・一つ紋)になります。寸法は身丈 169cm(肩から) 裄丈 64cm 袖丈 49cm 袖幅 33cm 前幅 26.5cm 後幅 29.5cmの中古品で大阪府の業者によって販売され市場にて約2万円で取引されました。

小宮康助の小紋・訪問着の価値と相場

いかがだったでしょうか?小宮康助の小紋や訪問着は価値が高く中古品だとしても1万円前後〜の金額で市場にて取引されております。今回の記事が着物の買取査定価格の参考になりましたら幸いです。