こんにちはコインワールドです。本日はドイツ、ハンブルク(ハンブルグ)のコインについて見ていきたいと思います。
ドイツ ハンブルクとは
ハンブルクはドイツ北部にある商業都市で808年にシャルルマニュによって創設されました。1292年にはより完全な自治権を許され、貨幣製造権が与えられました。
1510年にハンブルクは神聖ローマ帝国の自由市となり、神聖ローマ皇帝とハプスブルクの双頭の鷲を描いたコインを使用するようになり、今世紀までハンブルクのコインに見られた3つの等が建つ城門をコインに描くようになりました。
この頃のハンブルクのコインで特徴的な点として高額額面はいずれもターラー(ターレル)を額面として表記せず32シリング、48シリングなどと表記していた点が上げられます。
その後、1800年代に入りナポレオンが台頭した時代にはハンブルクはフランス軍に占領され、13年には再び自由市となったものの以前に比べ独自のコインの発行は衰退していきました。その後、1899年には北ドイツ連邦に加わり71年のドイツ帝国成立後はその一部となりました。1914年まで自由市として2マルク以上の額面のコインについては発行されましたが第一次世界大戦の勃発などを契機に貨幣製造は行われなくなりました。
最後に、オークションに出ているハンブルグのレアコインを取り上げて見たいと思います。
ハンブルクのレアコイン
1733年 ドイツ ハンブルク(神聖ローマ帝国) 2ダカット金貨
1733年 ドイツ ハンブルク(神聖ローマ帝国) 2ダカット金貨
独ハンブルグ1/4ダカット金貨ND(1692-1704)AU55PCGS
今回の記事がコインコレクションの参考になりましたら幸いです(^^)
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