こんにちはコインワールドです。今回は平成5年(1993年)に発行された皇太子殿下御成婚記念貨幣発行記念メダルを中心に皇太子殿下に関する記念メダルの価値と買取価格について記載していきたいと思います。
皇太子殿下御成婚記念貨幣発行記念メダル
画像のメダルは皇太子殿下御成婚記念貨幣発行を記念して大蔵省造幣局で製造されました。
表面には重ね扇面に鴛鴦(おしどり)・松と菊花、裏面には記念貨幣三種の表面の図柄がデザインされており、詳細は下記の通りです。
直径 | 55mm |
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品位 | 純銀(品位証明マーク入り) |
量目 | 120g(実測は123g程度) |
仕上 | 銀いぶし |
記念メダルの価値と買取価格
皇太子殿下御成婚記念貨幣発行記念メダルの重量は議会開設100周年記念メダルや国際花と緑の博覧会記念メダル、裁判所制度記念メダルと同様に約120gとなっています。
そのため、価値に大きな違いはなく、業者による買取価格は3500円〜7000円前後が相場となっております。
取引年 | 実勢価格 | 買取価格 |
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2016年 | 〜8,500円 | 〜5,500円 |
2017年 | 〜10,000円 | 〜7,000円 |
2018年 | 〜8,500円 | 〜5,500円 |
2019年 | 〜10,000円 | 〜7,000円 |
皇太子殿下御成婚記念貨幣発行記念メダルでは銀メダル以外に銅メダルも存在します。銅メダルのデザインは銀メダルと同一ですが価値は低く、業者による買取価格は500円以下が相場となっております。
実勢価格とは業者が販売し実際に市場で取引された値段のことです。買取業者は実勢価格を元に記念メダルや記念硬貨の査定を行い買取価格を決めます。
皇太子殿下御結婚記念章碑メダルの買取価格
画像は昭和34年に発行された皇太子殿下御婚儀警衛記念銅メダルです。昭和34年の銅メダルには「皇太子殿下御成婚記念章牌」と「皇太子殿下御婚儀警衛記念メダル」が存在し、どちらもデザインは同一ですがメダルに書かれている文言が異なります。
文言は異なりますが価値に大きな違いはなく共箱(ケース)付きだとしても買取価格は百円から千円前後が相場となっております。
実勢価格 | 買取価格 |
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〜3,000円 | 〜1,200円 |
昭和8年皇太子殿下御降誕記念メダルの価値
画像は昭和8年の造幣局謹製 皇太子殿下御降誕記念メダル(皇太子殿下御降誕記念牌)です。銀メダルと銅(ブロンズ)メダルが存在しそれぞれの詳細は下記のようになっております。
銀メダルの詳細 | |
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直径 | 約60mm |
品位 | 銀950 |
量目 | 約86.5g |
銅メダルの詳細 | |
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直径 | 約60mm |
量目 | 約100g(異なるものも有り) |
戦前(昭和八年)の古いものということもあり、直径や量目以外の発行枚数などは不明、また、共箱(ケース)自体にも複数の種類があります。
骨董としての価値があるため、買取価格は高く、保管状態の良い銀メダルについては1万円前後での買取になる事もあります。
種類 | 実勢価格 | 買取価格 |
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銀メダル | 〜18,000円 | 〜12,000円 |
銅メダル | 〜7,000円 | 〜4,000円 |
皇太子殿下の記念メダルまとめ
いかがだったでしょうか?皇太子殿下の御成婚や御降誕を記念して発行されたメダルは上記のようなものが存在します。
価値が高いものでは1万円を超えるような買取も期待できますので売却をご希望でしたら専門業者に相談されることをオススメします。今回の記事が記念メダルの売却や換金の参考になりましたら幸いです。
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