こんにちはコインワールドです。今回はエリザベスのコインについて書いて行きたいと思います。
エリザベス1世とは
エリザベス1世はヘンリー8世の娘として生まれ、父の遺言によりエドワード6世、メアリーにつぐ王位継承者となりました。そして、エリザベスⅠ世は25歳で即位すると混乱していた宗教政策を中道に戻し、国教制度を確立しました。
エリザベス1世の治世下における貨幣発行は、ポンド金貨等が製造されましたが、実際の流通貨としては以前の王たちのコインがカナリの比率を占めていたとされています。
この時から貨幣製造における技術面での革新も見られ、それまでのハンマーによる打刻方式から、スクリュープレス方式を含めた機会での製造方式が加わりました。さらに、今日のクラウン銀貨などで見られるギザギザのエッジ(ギザ縁 reeded edge)もこの頃の機械製法によって製造されるようになったとされています。
エリザベス1世のコイン
エリザベス1世のコインはシリング銀貨、ペンス銀貨、ペニー銀貨、ポンド金貨、エンジェル金貨など様々なコインが発行されましたが、どれも非常に希少で滅多に手に入れる事は出来ません。
その中でもポンド金貨はカタログ価格がXF(極美品)で15,000USDと非常に高額となっており、歴史的なアンティークコインと言うこともあり希少な存在です!
ただ、市場に置ける実勢価格はカタログ価格より若干安く、例えばつい最近の2014年にはAU55にグレードされたコインが手数料等込みで約14,100USD(日本円で約170万円)で取引されました。ビクトリアなどと比べると市場価格はずいぶん落ち着いている印象を受けます。
13世紀〜17世紀頃の希少なコインは価格変動が大きいので市場が落ち着いている時に是非ゲットしたいコインですね!今回の記事がアンティークコインコレクションの参考になりましたら幸いです。
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