こんにちは勲章の買取価格ナビです。今回は市場に出回る事が少ない海軍應急(応急)優等章と工作優等章の価値と買取価格について記載して行きたいと思います。
応急優等章の価値と買取価格
画像は昭和14年に制定された大日本帝国海軍 応急優等章です。他の海軍の優等章と同様に桜と錨がデザインされており、その背景に特徴的な瓦斯マスクがデザインされています。
この記章(バッジ)は軍艦に対する毒ガス攻撃において応急的な処置をするものに与えられたとされており、素材はアルミで赤銅色、金色、銀色の塗装がされています。
サイズは約3.6cm×3.6cm、市場に出回る頻度は1年に1回以下ですが、直近だと2011年に9万円、2013年に4.7万円、2014年に11万円などで取引されているので、高額買取が期待できます。
市場価格 | 買取価格 |
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4.7万円〜11万円 | 3.5万円〜8.8万円 |
市場価格とは業者が販売し実際に市場で取引された値段のことです。買取業者は市場価格を元に優等章や徽章の査定を行い買取価格を決めます。
應急優等徽章の価値
応急優等章の上位の記章として、優等章を3年連続保持した軍人へは應急優等徽章が授与されました。
現物を見たことはあるのですが手元にないので写真はありません。また、市場に出回る機会が少なく、業者や友人コレクターなどにも聞きましたが、市場価格はわかりませんでした。
工作優等章の価値と買取価格
画像は昭和5年に制定された前期型の海軍工作優等章です。前期型と後期型でデザインや素材が異なります。
市場に出回ることは少なくなっており、直近で共箱付きのものが取引されたのは「2011年の10万円」と「2012年に7万円」しか知りません。
市場価格が高いため応急優等章と同様に高価買取が期待できます。
市場価格 | 買取価格 |
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4万円〜10万円 | 3万円〜8万円 |
工作優等徽章の価値
工作優等徽章は優等章を3年連続保持した人へ授与されました。應急優等徽章と同様に稀少なため、調べたのですが市場価格はわかりませんでした。
ただ、非常に稀少なものなのでコレクターとしての経験上、状態が良ければ10万円を超える買取は十分期待できるでしょう!今回の記事が記章の売却や換金の参考になりましたら幸いです。