こんにちは勲章の買取価格ナビです。今回は大日本帝国造幣局で製造された満州帝国皇帝訪日記念章の価値と買取価格について記載して行きたいと思います。
記念章とは?
記念章とは日本国政府が国家的行事の参加者や関係者を対象として賞勲局などが所管の法令によって発行する記章をいいます。
満州帝国皇帝訪日記念章の詳細
画像は溥儀が満洲国皇帝に即位した後の康徳2年(昭和10年)に初の外国訪問として日本を公式訪問にした際に発行された記念章です。
皇帝溥儀は4月6日から25日の間、日本に滞在し、日本軍の閲兵をしたり宮中での宴に出席したりして過ごした後、横浜からお召し艦の「戦艦比叡」に乗って大連へ帰りました。
この行事は大日本帝国政府が行なった国家行事だったこともあり記念章が作成され、関係者に授与されました(この訪問では記念メダルなども発行されており骨董としての価値が高いことが知られています)。
満州帝国皇帝訪日記念章の買取価格
取引年 | 市場価格 | 買取価格 |
---|---|---|
2016年 | 〜16,000円 | 〜11,000円 |
2017年 | 〜16,000円 | 〜11,000円 |
2018年 | 〜18,000円 | 〜13,000円 |
2019年 | 〜15,000円 | 〜10,000円 |
私が調べた満州帝国皇帝訪日記念章の市場価格(業者が販売し市場で取引された値段)や買取価格の推移は上記のようになっております。
戦前のものでも価値が低いものは沢山ありますが、満州帝国皇帝訪日記念章は価値が高くなっており、保管状態や売却時期が良ければ10,000円前後での買取も十分期待できます。今回の記事が勲章の売却や換金の参考になりましたら幸いです。