自宅に古い旭日章の勲章があるんだけど価値はどれくらいかなぁ?
こんにちは勲章の買取価格ナビです。今回は上記のようなご質問にお答えするため、勲一等旭日大綬章と勲二等旭日重光章の価値と買取価格について記載して行きたいと思います。
勲二等旭日重光章の買取価格
画像は勲二等旭日重光章(現在の旭日重光章)です。明治7年銘から明治10年銘までの初期の勲二等旭日重光章は下記画像のように革貼りの箱に入っており、本章と副章のセットではなく、本章のみでした。
その後、明治14年には一度、木の漆塗り箱になりますが、明治19年になると再度、革貼りの箱になりました。
年代によって価値は大きく異なりますが、明治10年の平田彦四郎造の勲二等旭日重光章は以前、市場価格84万円で取引された事がありますので50万円越えでの買取が期待できます。
一方、大正や昭和に入ってから授与された、漆塗り箱の勲二等旭日重光章になると市場価格は35万円程度が上限となっており、業者による買取価格は高くても27万円程度が相場となっております。
種類 | 市場価格 | 買取価格 |
---|---|---|
明治初期 | 〜84万円 | 〜70万円 |
大正以降 | 〜35万円 | 〜27万円 |
市場価格とは業者が販売し実際に市場で取引された値段のことです。買取業者は市場価格を元に勲章や骨董品の査定を行い買取価格を決めます。
勲一等旭日大綬章の買取価格
画像は勲一等旭日大綬章(現在の旭日大綬章)です。こちらも年代によって共箱や章身のデザインが若干異なります。
明治初期の頃の革箱タイプは市場に出回ることは殆どなく、調べてみましたが市場価格はわかりませんでした。
画像のような大正から昭和に授与された勲一等旭日大綬章の市場価格は90万円程度が上限となっており、業者による買取価格は75万円程度が上限となっております。
市場価格 | 買取価格 |
---|---|
〜90万円 | 〜75万円 |
旭日章の勲章まとめ
いかがだったでしょうか?旭日章は珍しい宝冠章や金鵄勲章に比べると価値は低くなっていますが、勲一等旭日大綬章や勲二等旭日重光章など、序列が高くなると価値は上がり高価買取が期待できます。今回の記事が勲章の売却や換金の参考になりましたら幸いです。