昔コレクションしていた功四級金鵄勲章と功五級金鵄勲章を売りたいんだけど、どれくらいの価値があるんだろう?
今回は上記のようなご質問にお答えするため、功四級・功五級金鵄勲章の価値と買取価格について記載していきたいと思います。
功四級・功五級の特徴
金鵄賞(きんししょう)は軍人や軍属の武功抜群者のみに与えられる勲章で功1級から功7級までが存在します。
明治などの古い物だと共箱には金鵄賞と書かれていますが、日露戦争(1905年)より後の時代の物だと共箱には金鵄勲章(きんしくんしょう)と書かれていることが多く、共箱で年代を判別できます。
功四級・功五級では金型は同じなので勲章の大きさや形状に差異はありません。
金鵄はどちらも金色で鉾先は銀色となっていますが、その他の部分については4級では金色、5級では銀色となっています。また、功五級では小綬に綵花が無いのに対し功四級では小綬に綵花が付いています。
功五級金鵄勲章の買取価格
(引用元:https://auctions.afimg.jp/item_data/image/20150903/yahoo/u/u82928983.1.jpg)
功五級金鵄勲章は、准士官、下士官の中で功労を重ねた者の功級です。章は銀直径1寸5分、鵄は金地、剣は緑紫白淡藍色七宝、楯は濃藍色七宝、矛は銀地黄紅色七宝、光線は紅色七宝となっています。
画像の勲章では共箱に功五級金鵄勲章と書かれているため日露戦争(1905年)以降の物だとわかります。
勲六級や勲七級に比べると価値は高くなっており、市場価格(業者が販売し実際に市場で取引された値段)や買取価格は下記のように高くなっています。
市場価格 | 買取価格 |
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〜60,000円 | 〜48,000円 |
功四級金鵄勲章の買取価格
功四級金鵄勲章は、功労ある尉官、准士官、下士官の最高位の功級です。功四級では功五級と異なり、綵花(円形の飾りでローゼットとも言う)が付いているのが最大の特徴でです。
功四級金鵄勲章になると市場に出回る数はグッと少なくなり価値が高くなります。そのため、保管状態の良い物だと10万円を超える買取になることもあります。
市場価格 | 買取価格 |
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〜170,000円 | 〜140,000円 |
功四級・功五級金鵄勲章まとめ
いかがだったでしょうか?功四級や功五級になると受賞者の数も少なくなり、価値が高くなります。
保管状態の良い者では高額査定・高額買取が期待できますので売却をご希望でしたら専門業者に査定してもらうと良いでしょう。